「親族婚ってどんな挙式？」
「親族婚にするメリットは？」
感染症対策や費用の節約など、さまざまな理由から選ぶ人が増えている『親族婚』。
一人ひとりとゆっくり会話ができたり、ゲスト同士がコミュニケーションをとりやすかったりと、親族婚には多くのメリットがあります。
しかし、ゲストが少ない分盛り上がりに欠けるのではないかと不安な方もいるはず。
一生に一度の結婚式だからこそ、思い出に残る素敵な挙式にしたいことでしょう。
そこで今回は、そんな親族婚の魅力や人気の演出を紹介します。費用相場も合わせて解説しているため、親族婚を検討している方は参考にしてください。
親族婚とは？
親族婚とは、家族や親戚など近しい間柄の人を招待して行う結婚式です。
一般的な結婚式と比べて人数は少ないですが、両家の家族だけを招待する6名程度から伯父伯母や従兄弟まで招待した30名規模まで様々あります。
中には家族だけでなくて、ごく親しい友人なども招待している方々もいるでしょう。
つまり30名程の少人数であれば、家族のみの挙式でも友人を招いた挙式でも構わないということです。
新郎新婦に親しい方のみを招待するため、ゲストへの気遣いや緊張も少なく、アットホームな結婚式になる事が親族婚の魅力です。
親族婚のメリットは？
一般的な結婚式よりも少人数で行う親族婚に対して不安のある方もいるでしょうが、親族婚には下記のようなメリットがあります。
- ゲストが少ない分おもてなしができる
- 準備の手間が少なくなる
- 費用を抑えられる
一般的な大人数を招待する結婚式にはない魅力が親族婚にはあります。
ゲストが少ない分おもてなしができる
親族婚は一般的な結婚式よりもゲストが少ない分、一人ひとりにおもてなしができるでしょう。
親族婚ではゲストが少人数であるため、一人ひとりと歓談する時間を十分に確保できたり、ゲストと写真を撮ったりとかけがえのない時間が過ごせるでしょう。
また、ゲストの好みに合わせたお食事やドリンクの提供もしやすいため、よりきめ細かなおもてなしができます。
準備の手間が少なくなる
ゲストの人数が少ない親族婚では、準備の手間を少なくできます。
結婚式前の新郎新婦は、招待状の作成や引き出物の準備などで大忙しです。
一般的に80名程度のゲストを招いた結婚式・披露宴の準備には、半年～1年もの期間を要すると言われています。
一方親族婚の場合、式の内容によっては2ヶ月～3ヶ月程度で準備を整えることができるようです。
ただでさえ結婚式前は色々とやることが多くて忙しいため、準備の手間が少なくなるのは大きなメリットといえるでしょう。
費用を抑えられる
親族婚では、一般的な結婚式と比べて費用を抑えられます。
招待するゲストが少ないため、結婚式場のコストや招待状の作成・引き出物にかかる費用を抑えられるでしょう。
全体の費用がリーズナブルになる分、料理や衣装など二人がこだわりたい部分に予算をかけることができます。
また、その後の新生活や新婚旅行に予算をあてることができる点もメリットといえるでしょう。
親族婚の代表的な演出3選
親族婚を検討している方の中には「ゲストの少ない親族婚は盛り上がるの？」と、不安を抱いている方もいることでしょう。
しかし、親族婚だからこそできる演出があるため、ゲストと共に大いに盛り上がることができます。
ここでは、親族婚の代表的な演出として下記3つを紹介します。
- 新郎新婦とゲストを同じテーブルにする
- フラワーガール・リングボーイを依頼する
- フォトラウンドを行う
新郎新婦とゲストを同じテーブルにする
少人数で行う親族婚なら、新郎新婦とゲストを同じテーブルにすることもできます。
例えば披露宴は長テーブル一卓にして、新郎新婦も歓談の時間は同じテーブルで食事を楽しむのもいいでしょう。
また、丸テーブルや複数テーブルに分かれている場合でも、少人数なら歓談中に新郎新婦が全テーブルを回ることもできます。
ゲストと一緒に食事や写真撮影など近い距離で楽しめるため、よりアットホームな雰囲気を感じられるでしょう。
フラワーガール・リングボーイを依頼する
家族や親族が中心の親族婚だからこそ、フラワーガール・リングボーイを依頼することで、よりアットホームな雰囲気を演出できます。
フラワーガールとは、挙式の入場の際にバージンロードへ花びらを撒きながら歩く子供のこと。リングボーイは、バージンロードを歩いて新郎新婦へ結婚指輪を届ける子供のことです。
家族や親族の子供にやってもらえれば、可愛らしい姿に会場内が和むこと間違いありません。
親しい人達と少人数で行う親族婚なら、子供たちの緊張も少ないことでしょう。
フォトラウンドを行う
ゲスト一人ひとりと思い出の写真を残せるフォトラウンドも、代表的な演出の1つです。
フォトラウンドとは、新郎新婦がゲストのテーブルを回り、写真撮影を行う演出となります。
集合写真だけでなく、ゲスト一人ひとりとのショットが撮れるため、よりたくさんの思い出が作れるでしょう。
また、写真撮影と同時にゲストと会話する時間もしっかり確保できる点も、嬉しいポイントです。
親族婚の費用相場は？
ここまでの解説を読まれた方の中には、親族婚の費用相場が気になっている方も多いことでしょう。
ここでは、下記の人数別に分けた費用相場を解説します。
- ゲストが10人の場合の費用相場
- ゲストが20人の場合の費用相場
- ゲストが30人の場合の費用相場
なお、ここで紹介する費用はあくまでも参考価格となっているため注意してください。
ゲストが10人の場合の費用相場
ゲストが10人の場合の費用相場は、約50万円ほどです。
費用の内訳は下記になります。
- 結婚式：20万円
- 食事会：20万円
- 引き出物：10万円
ゲストが10人ほどなら、食事会の会場としてホテルのレストランや料亭を選ぶ傾向があるため、費用が安くなるケースが多いです。
また、招待するゲストがごく親しい家族のみという場合が多いため、派手な演出をせずにアットホームな食事会にする人が多いでしょう。
ゲストが20人の場合の費用相場
ゲストが20人の場合の費用相場は、約90万円ほどです。
費用の内訳は下記になります。
- 結婚式：20万円
- 食事会：50万円
- 引き出物：20万円
ゲストが20人にもなると、披露宴会場を使用した食事会や、レストランを貸し切りにした食事会が多くなるため、会場使用料が発生してきます。
そのため、事前に食事会の会場を確認しておくといいでしょう。
ゲストが30人の場合の費用相場
ゲストが30人の場合の費用相場は、約150万円ほどです。
費用の内訳は下記になります。
- 結婚式：20万円
- 食事会：80万円
- 引き出物：30万円
- 司会・演出：20万
ゲストが30人規模となると、場が盛り上がるようにケーキカットなど華やかな演出を取り入れたり、司会者を呼ぶなど披露宴のような雰囲気で食事会を楽しむ方が多くなります。
そのため、プランによって価格が大きく変動するでしょう。
徳島県で親族婚をするなら樫野倶楽部がおすすめ
徳島県で親族婚をするなら樫野倶楽部がおすすめです。
樫野倶楽部では、親族婚のための少人数専用会場『観月邸 梨宮』を用意してくれています。
小さいけれど贅沢な別邸というテーマのもと、洗練された上質な空間が味わえるでしょう。
「親族を中心とした30人未満の披露宴をしたい」「ゆったりくつろいだ雰囲気でこだわりの料理とお酒を楽しみたい」という方におすすめです。
また、庭園には季節に合わせて表情を変える四季折々の植物が広がっています。
人生の節目となる大切な日を、美しい景色が彩ってくれるでしょう。
まとめ
今回は、親族婚の魅力や人気の演出を紹介しました。
親族婚は、親しい方のみを招待するためゲストへの気遣いや緊張も少なく、アットホームな雰囲気が魅力です。
親族婚の代表的な演出は下記になります。
- 新郎新婦とゲストを同じテーブルにする
- フラワーガール・リングボーイを依頼する
- フォトラウンドを行う
親しい人達と少人数で行う親族婚だからこそできる演出があります。
ゲストとの距離が近くて、一人ひとりとコミュニケーションが取れる親族婚は、唯一無二のかけがえのない時間となるでしょう。
