「和婚における演出や儀式について知りたい!」
「和婚の式場はどうやって選べばいいの?」
和婚は日本の伝統的な結婚式で、日本文化や伝統に触れることができる魅力的な式です。
近年、落ち着いた雰囲気で式を挙げられる和婚が注目を集めています。
和婚ならではの雰囲気や演出に魅力を感じて、和婚を検討している方も多いことでしょう。
しかし、和婚にはどのようなスタイルがあるか、どのような演出があるのか分からない方も多いはず。
そこで本記事では、和婚式場の選び方やおすすめの演出を解説します。
記事の最後には当メディアがおすすめする和婚会場も紹介するため、ぜひ最後までご覧ください。
そもそも和婚とは?
そもそも和婚とは、厳密に定義が定められているわけではありません。
一般的に、和装で行う結婚式を指すことが多く、和の要素を取り入れた結婚式であれば和婚と言えるでしょう。
そのため、和の取り入れ方は人それぞれとなっており、様々なスタイルがあります。
しかし、どのスタイルも日本人にとって馴染み深く、落ち着いた雰囲気を演出してくれるでしょう。
近年、和婚の人気が再燃しており、新郎新婦にとって特別な結婚式の形式として選ばれることが多いです。
和婚が人気を集める理由とは?
なぜ近年、和婚の人気が再燃しているのか理由が気になる方もいることでしょう。
そこで、ここでは和婚が人気を集める理由として下記の3つを紹介します。
- 落ち着いた雰囲気で式が挙げられる
- 海外からの注目度も高い
- 新しい形の和婚も増えつつある
和婚の魅力はどこにあるのか、確認してみましょう。
落ち着いた雰囲気で式が挙げられる
和婚の式場や演出によって、和婚ならではの落ち着いた雰囲気で式を挙げられる点が人気の要因といえます。
神社や寺院での挙式は、日本の歴史を感じつつ神秘的な雰囲気で行えるでしょう。
さらに、神社や寺院など和の建物はもちろんのこと、緑が美しい庭園・枯山水のある石庭・朱色の鳥居など、日本ならではの風景を目一杯楽しめます。
また、お正月などで良く耳にする雅楽や琴が奏でるゆったりとした神秘的な旋律は、新郎新婦とゲストの気持ちを落ち着かせてくれるでしょう。
上記のように、和婚だからこそ感じられる雰囲気が人気を集める1つの要因となります。
海外からの注目度も高い
和婚は、日本だけでなく海外からの注目度も高いです。
そもそも日本は世界的に人気のある観光地の一つであるため、中には和婚を見たいと思う外国人の方も多くいます。
日本ならではの伝統を取り入れた和婚は、普段では着ることの出来ない和装を着たり、和の雰囲気が感じられるため、日本好きの方から人気があるのでしょう。
中でも、白無垢や色打掛などの格式高い着物が人気を集めているようです。
そのため、海外でも和風の結婚式が人気となっており、外国人カップルが和婚を選ぶことも徐々に増えてきています。
新しい形の和婚も増えつつある
近年では、新しい形の和婚が増えてきている点も人気を集める要因となっています。
中には、和婚と聞くと格式高くて敷居が高いイメージを持つ方もいることでしょう。
しかし、近年の和婚では伝統的な和装や和風の演出だけでなく、洋風の要素やモダンな雰囲気を取り入れた和婚が増えつつあります。
中でも、和婚と洋式挙式を融合させたウェディングスタイルが人気です。
そのため、これまでよりも敷居が低くなってきており、自分好みにアレンジできる点でも人気を集めています。
和婚の5つのスタイル
和婚には、厳密な定義がなく様々なスタイルがあります。
ここでは、和婚スタイルの例として下記の5つを解説します。
- 神前式
- 仏前式
- 人前式
- お色直しで和服を着る
- 和装でフォトウエディング
上記を参考に、自身のスタイルを検討してみてください。
神前式
神前式は、代表的な和婚スタイルの1つです。
神社や神殿にて行われる神聖な式となっており「神様に向かってふたりの結婚を報告する」という、日本古来の結婚式スタイルとなります。
和婚の中では、最も伝統的で格式の高さを感じさせる結婚式です。
神主や巫女が執り行うため宗教的な印象が強く、神秘的な雰囲気が感じられるでしょう。
両家の結びつきを重視する式であることから、参列者は郎新婦の両親や身近な親族に限ることが多い傾向にありますが、最近では親しい友人の参列も増えてきています。
仏前式
仏前式とは寺院で行われる式となっており、仏壇の前で式を挙げるスタイルです。
仏様やご先祖様に、ふたりが出会えた因縁に感謝し、結婚の報告を行います。
仏前式は、一般的に新郎新婦のどちらかがその宗派の信徒である必要がありますが、最近では信徒でなくても仏前式が挙げられるところもあるため、事前に確認しておくといいでしょう。
ご先祖様からのご縁に感謝し、来世でも共にあることを誓う仏前式だからこそ、自分の家族や相手の家族のことを深く考える機会となり、両家の結びつきが強く感じられます。
人前式
人前式は、両親や親族・友人などの参列してくれたゲストに証人になってもらう挙式スタイルとなります。
上記2つのスタイルと違い、神様ではなくゲストに結婚を誓う関係上、職場の同僚や友人・知人など幅広い人が参列することが多いです。
また、人前式に決められた流れはないため、演出や誓いの言葉も新郎新婦が決められる『自由』なスタイルです。
そのため、自分たちだけのオリジナリティあふれる結婚式となり、カジュアルな雰囲気で行えるでしょう。
ゲストと一緒に楽しめる演出や、家族との絆を感じられる演出は特に好評で、多くの方が取り入れているようです。
お色直しで和服を着る
挙式は洋装で行い、披露宴やお色直しで和服を着るスタイルもあります。
挙式の形式にこだわらなくてもいいため、誰でも取り入れやすいスタイルです。
純白のウエディングドレスから、色打掛にお色直しすれば、違った雰囲気が楽しめるでしょう。
洋装と和装の両方を楽しみたいという方に、おすすめのスタイルとなります。
和装でフォトウエディング
和装を着てフォトウェディングをし、披露宴や挙式は行わず写真撮影に重点を置いたスタイルもあります。
スタジオ内の撮影はもちろん、屋外の色々なシチュエーションで撮ることができるロケーション撮影も人気です。
綺麗な日本庭園や神社・秋なら紅葉などの四季折々の日本らしいロケーションで、美しい和装の写真を残せるでしょう。
手軽に和装の美しさや風情を楽しめ、日本の伝統文化にも触れることができるという点で人気となっています。
和婚ならではの人気の演出とは?
和婚には、和の雰囲気を最大限に感じられる様々な演出があります。
ここでは、和婚の人気演出の一部として下記3つを紹介します。
- 白無垢
- 紅差しの儀
- 番傘で入場
和婚での演出を決める参考にしてください。
白無垢
和婚ならではの『白無垢』を着た挙式は、和の雰囲気を強く感じることができるため人気があります。
白無垢は、鎌倉・室町時代から着られている婚礼衣裳の1つとなっており、真っ白な着物で最も格式の高い婚礼衣裳です。
日本人ならではの奥ゆかしさを表現できる衣裳なため、年配の家族・親族にも喜ばれることでしょう。
また、打掛と掛下は立ったとき床に引きずられる状態となり、広がる着物の裾が優雅な雰囲気を演出してくれます。
白無垢を着ることで、日本の伝統をより強く感じられる神聖な挙式となることでしょう。
紅差しの儀
親への感謝の気持ちを伝えられる『紅差しの儀』は、人気な演出の1つです。
花嫁の母親が結婚する娘に口紅を塗る儀式となっており、魔除けの意味を持つ紅色を塗ることで、娘の門出に「これからの幸せと無病息災を祈っている」という母親の想いが込められています。
紅を差す際の静かな間は、結婚前に母と娘で過ごせる最後の時間となり、ここまで育ててくれたお母さんに感謝の気持ちを伝えられる瞬間です。
昔の思い出がふつふつと蘇る大切なひと時となるでしょう。
番傘で入場
番傘での入場は、和婚の定番演出ともいえます。
昔からある演出となっており、番傘の形が末広がりで縁起が良く、紅色の鮮やかな傘はおめでたい挙式にぴったりです。
番傘で入場する際に、新郎新婦の顔を隠して登場する演出があります。
ゲストの期待が高まり、ふたりの顔が見えたときの一瞬は、なんとも言えない高揚感に包まれ会場が一気に盛り上がるでしょう。
最近では寄せ書きができる番傘もあるため、受付に飾りつつ、ゲストにメッセージを書いてもらうことで結婚式の思い出になります。
和婚の式場を選ぶ3つのポイント
ここまでの解説から、和婚の魅力が十分に伝わったことでしょう。
しかし、どこで挙式を挙げればいいのか式場選びに頭を悩ませている方もいるはず。
そこで、ここからは和婚の式場を選ぶ下記3つのポイントを解説します。
- 和婚に特化した式場かどうか
- 挙式場所の種類や選択肢が多いかどうか
- 料理のクオリティが高いかどうか
上記を参考に、和婚に適した式場を探してみましょう。
和婚に特化した式場かどうか
まず、前提路して和婚に特化した式場かどうかが重要です。
和婚を挙げる際は、和に統一されたアイテムが必要となります。
和婚に特化した式場には、和装衣裳や和風装飾など和婚を行う上で必要なアイテムが備えられているため、安心して結婚式が挙げられるでしょう。
また、中には神社でいうところの本殿に当たる『神殿』が、挙式会場として備わっている場合もあります。
館内にあるため、会場を変えずにそのまま披露宴会場へ移動でき、高齢者や子ども連れのゲストにとっても優しい会場といえるでしょう。
挙式場所の種類や選択肢が多いかどうか
挙式場所の種類や選択肢が多いかどうかも重要です。
式場の中には、神社や神殿にて行われる神前式には対応しているが、敷地内に寺院がないため仏前式は扱っていないところもあります。
また、神前式や仏前式に対応しているが敷地内に神殿や寺院がない場所は、提携神社で挙式を行うことになるため、披露宴会場までの移動距離が発生してしまう場合もあるでしょう。
一方、神前式や人前式・仏前式など挙式場所の種類が多いと、自分たちの希望を叶えられるだけでなく、負担の少ないスムーズな挙式が挙げられます。
料理のクオリティが高いかどうか
料理や飲み物はゲストも楽しみにしているため、クオリティが高いところを選びましょう。
試食付きのブライダルフェアを開催している式場も多くあるため、実際に目で見て味わっておくと安心です。
また、和婚にぴったりの料理を扱ってくれるのかも、確認しておきましょう。
式場の中には、ふたりの結婚式に合わせたオリジナルコースを作れるところもあるため、どの程度まで要望を聞いてくれるのかも確認しておくとなお安心です。
徳島県で和婚を挙げるなら樫野倶楽部
徳島県で和婚を挙げるなら樫野倶楽部がおすすめです。
樫野倶楽部は、江戸・明治・大正に建てられた歴史ある建物を舞台に繰り広げる「唯一無二」のウエディングが楽しめる式場となります。
樫野倶楽部の特徴として下記を紹介します。
- ゲストをもてなす上質な料理
- 和式場『和音』がリニューアル
上記を参考に、樫野倶楽部の利用を検討してみてください。
ゲストをもてなす上質な料理
樫野倶楽部では、ゲストをもてなす上質な料理が堪能できます。
選び抜いた旬の素材、その一つ一つを慈しみながら、すべての皿に丁寧な仕事がなされた本物の料理を味わえるでしょう。
参列してくれたゲストの方々も、満足すること間違いなしです。
また、利用者の趣味嗜好に合わせて、和洋様々な種類の料理を用意してくれます。
樫野倶楽部の和の板長と洋のシェフが技と想いを込める婚礼料理は、格調高い美食の物語で、心に深い余韻を残してくれるでしょう。
和式場『和音』がリニューアル
樫野倶楽部の和式場『和音』がリニューアルしました。
琵琶湖の北に位置する長浜市より、大型トラック24台で運ばれた茅葺(かやぶ)き屋根の民家を、和の式場として活用しています。
江戸時代の庶民の暮らしを伝える温もりある佇まいが印象的な式場です。
挙式スタイルは神前式と人前式の2つに対応しており、ぬくもりと絆を感じられる素敵な空間となっています。
どちらの会場も趣ある和の雰囲気が楽しめます。
ここでしか体験できない古民家風の味のある外観と相まって、何ともいえない懐かしさが感じられるでしょう。
まとめ
今回は、和婚式場の選び方やおすすめの演出を解説しました。
日本人にとって馴染み深く、落ち着いた雰囲気で式を挙げられる和婚は、近年人気が再燃しています。
神社や寺院など和の建物はもちろんのこと、緑が美しい庭園・枯山水のある石庭・朱色の鳥居など、日本ならではの風景を目一杯楽しめるでしょう。
和婚の式場を選ぶ際は、下記のポイントを意識してください。
- 和婚に特化した式場かどうか
- 挙式場所の種類や選択肢が多いかどうか
- 料理のクオリティが高いかどうか
中でも、徳島県で和婚を挙げたい方は樫野倶楽部がおすすめです。
上記のポイントも抑えているため、きっと思い出に残る素敵な挙式があげられるでしょう。